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もくじ
医師求人で精神保健指定医は必要?
病院の求人案件によりますが、精神保健指定医であることを必要条件としているところもあります。 まずは、精神科医になるためには、大学の医学部か医科大学を卒業して、医師の国家試験に合格することが必要です。大学では6年間、解剖学や生理学といった医学全般の知識を学び、たくさんの実習を経験した上で、大学を卒業後に医師国家試験を受けます。
その後、初期研修医として2年間基礎的な診療技術を取得します。研修後、精神科に所属したり、市中病院の精神科に入職したりし、後期研修としてトレーニングを行います。
精神科医は、患者さん本人の意思に反して強制的に入院させることが必要な場合もあります。そうした行為をするには、医師免許の資格だけでは不十分で、精神保健指定医という資格も取る必要があります。そのため、病院によっては精神保健指定医の認定を必用とするのです。
産業医求人について
医師求人で条件にある精神保健指定医とは?
精神保健指定医とは、厚生労働省が定める資格で、措置入院などを行えるようになります。精神保健指定医になるには、初期研修2年に加えて精神科3年の研修を経て、措置入院や精神科各疾患のケースレポート(症例報告)を提出する必要があります。
入院施設のある大きな病院においては精神科の医師求人において、精神保健指定医を必要とするのは措置入院を指示するにはこの資格が必要だからです。通院だけの施設の場合は必須ではない場合もあります。開業する場合にもこの精神保健指定医の認定を受けていると有効かもしも知れません。
精神科医師の年収は?
厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査によると、精神科医の平均年収は、約1,440万円です。ただし、年齢や役職、勤務先によって異なります。例えば、25~29歳の平均年収は1193万円で、30~34歳になると1284万円と平均年収が91万円プラスとなります。
さらに、40~45歳になると1400万円で、50~54歳になると1480万円となります。年収を調べる場合、調査元のデータによって大きな開きがあります。そのため、金額よりも傾向に注目する方がデータの見方としては正しいかもしれません。精神保健指定医に認定されると一般的には年収が200万円ぐらい上昇するといわれています。